服のメンテナンスの話 作り手が実際にやっている洗濯

服のメンテナンスの話 作り手が実際にやっている洗濯

今日は服のメンテナンスの話です。

 

具体的には洗濯の話をしようと思います。

ただ洗濯のプロではないので、一例として。

 

基本的にはシンプルな3つのルールだけ守ってやっています。

 

1.気に入っている服は別で洗う

2.弱水流&脱水弱め

3.乾燥機は使わない。

 

 

1)気に入っている服は別で洗う



シンプルな話で、服を丁寧に着て長く使いたいのであれば

そういう服だけを集めて、他とは別に洗うことです。

 

生活人数にもよりますが、2-3日に一回くらいのペースかな

という気がします。 

 

本当は着用後24時間以内に洗った方が良いらしいですが、

手洗いでない限りなかなかたまらないですよね。

 

 

 

1人暮らしなら手洗いも十分選択肢に入ります。

洗濯石鹸+洗面台であとは脱水だけ洗濯機。

 

藍染めや草木染好きな方には結構ある方法みたいです。

 

 

2)弱水流&脱水弱め


 

基本洗濯をすれば服にダメージはあります。

 

それをできるだけ少なくするのが、この2つ。特にドラム式を使って

いる人は要注意。少ない水で叩きつけて洗うので弱水流はマストです。

 

色んな名称があり、おうちクリーニング・手洗いモード・弱水流モード

など様々です。洗剤はエマールを使っています。

(普段はドラム式専用アタック)

 

 

脱水弱めの理由はもう一つありまして、それは重みでしわを伸ばす

ためです。しっかり脱水してしまうと水分がなくなっていて、すぐ

乾くのですが、重みでしわを伸ばすことができません。

 

 

3)乾燥機は使わない


 

これはもうほぼ例外なくといっていいのですが、シャツ・

ニット・ブラウス・ジャケット 類には乾燥機を使わない方が

良いです。生地が大きく傷むのもありますが 型崩れが起きます。

 

スウェットやTシャツ類はまだましですが、基本大きく縮みますね。

 

 

ほとんどの服に付いている洗濯表示は乾燥機NGです。

何でもかんでも 突っ込んじゃう人がいるので、服に付いて

いる洗濯表示は過剰なまで にせざるをえないのも実情な気は

しますね。

 

これは供給者サイドの都合もありますが、ざまざまな洗濯機が

ある中で「乾燥機OKです」と洗濯表示にするのはかなり難しい

のです。(リスクが想定できない)

 

 

 

ちなみに、個人的に乾燥機まで入れっぱなしなのは、

*タオル

*大き目サイズのスウェット(多少縮んでもOK)

*靴下

*インナー(綿100%か合繊のもの)

あたりです。

 

でもやっぱり基準はお気に入りの度合い、ですね。

 

全部気を使って洗濯するのは疲れてしまうし、

 

以上、洗濯のプロでもないし、マニアでもないですが、

服を作る側にいる人間 がこんな洗濯をしている、という一例で

見てもらえれば幸いです。

 

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